型紙

型紙



海岸沿いに、きらきらした海を見ながら西へ西へ。


芹沢けい介の型紙展を訪れた。


型染の色鮮やかな世界は時折目にすることはあるけれど、その型紙をじっくり見たのは初めて。

黒と白の型紙は、それだけ見ても素晴らしく、細かな手作業に見とれてしまう。


「型紙は型染の骨格で、続く諸工程が如何あろうと、結果は一にこれにかかる」


そう、芹沢氏自身が記していることに納得させられる展示だった。