ある春の日

ある春の日


昼間の出張と、夜の大好きな場所への寄り道との間に、大切な場所へ。
今日は特別な日。

大切な人と、一緒に過ごした時間と過ごしていない時間とがもうすぐ同じだけになろうとしている。
一緒に過ごした時間のことをあまり思い出さなくなってきたら、この春の日も穏やかに迎えられるようになってきた。
なんだかちょっと寂しいけれど、やっとここまできたかとほっとする気持ちもあり。
乗り越えられないと思っていたことも、ちゃんと時間が解決してくれて、今があって。

「元気にやっています。
ありがとう。
これからも見守っていてね。」

いつも同じことばかりだけど、そう心のなかで思うことで、毎日頑張れているのだと思います。